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【2社間】買取ファクタリングの仕組み・特徴

現金

ファクタリングにはいくつかの種類がありますが、買取タイプのものでは3社間と2社間があります。一般的に利用されるものは2社間ファクタリングです。ファクタリングには保証という業務もありますが、多く利用されているものは買取タイプで、売掛債権を早期に現金化するために用いられています。

3社間や2社間というのは、その取引に関わる会社の数で、2社間の場合にはファクタリングサービスを提供している会社と、買取を求める会社の2社で取引されるものです。3社間の場合にはファクタリングサービスを提供する会社と、買取を求める会社、そして売掛金を支払う会社の3社で行われるものになります。2社間の場合には、支払先の会社に知られずに行うことができるほか、支払われた代金も買取を求めた会社が、支払い代金を受け取ったあとにサービス提供会社に支払うことになります。

2社間の特徴としては、他の会社に知られずに取引を行えるということで、また買取に対してもスムーズに行うことが可能です。このため、さまざまな売掛債権が扱われているのもメリットといえます。一方でデメリットとしては、ファクタリングサービスとしてはリスクが高いもので、サービス提供会社によってはその手数料に大きな違いが生まれることです。ファクタリングの買取サービスでの手数料は、売掛先が優良会社であれば10%以下で利用することができますが、信用力に劣る会社の場合には10%を超えてきます。特に債権回収に問題がありそうな場合には20%以上の手数料が発生することも珍しくありません。このあたりは、サービス提供会社が見ているリスクによって変化してくるもので、必ずしも有利に現金化できるとは限らないことに留意する必要があります。

ただ、使い方としてはそのような債権回収にリスクがある会社のものでも、高い手数料を支払ってでも現金化できるという考え方もあり、信用力の劣る会社から少しでも売掛金を回収するという手段に用いることもできるものです。

なお、2社間は手続きそのものが簡単ですから、スムーズに行けば即日での現金化ができます。しかし、売買契約によっては債権譲渡が禁止されているところもあるため、利用するさいには事前にファクタリングが可能なものであるか確認しておく必要があるものです。また小口に対応していないところもあり、売掛債権の金額によっては買取が拒否されることもあるので事前の業者選びが必要になります。

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