この記事は約1分17秒で読めます。

【3社間】買取ファクタリングの仕組み・特徴

介護保険

3社間ファクタリングは、2社間がファクタリングサービスを提供する会社と売掛債権の買取のほか支払いの補償を求める会社との間での取引であるのに対して、ここに売掛先の会社、つまり代金を支払う会社や組織が加わる仕組みです。売掛金の支払いは売掛先の会社や組織が直接、ファクタリングサービスを提供している会社に行うもので、2社間と比べると売掛債権を買い取ってもらった会社が支払いを行う手間が発生しません。

このような3社間で行われるものにもいくつかの種類がありますが、その多くは継続的な取引を行っている時に行われるものです。また相手の会社の了解のもとに行われるため、2社間と異なりすぐに現金化できないケースもあります。このため、2社間とは異なって急ぎで売掛債権を現金化するというよりは両社の了解のもとに円滑に取引を行うための方法といえるものです。

3社間ファクタリングがよく用いられる分野としては健康保険や介護保険などの公的保険における支払いです。健康保険の場合には患者が受診し、そこで発生した費用の一部を保険から賄ってもらいますが、このさいにクリニックが健康保険組合に請求を行っても、実際に支払われるのは数カ月後になります。このため、タイムラグが大きく資金繰りに問題がある場合には、資金ショートの原因になってしまうものです。潤沢な資金があれば、それほど問題にはなりませんが、それでも高価な医薬品などを用いている場合には、早めに現金化しておく方がよく、このためファクタリングが利用されます。介護保険も同様で請求から支払いまでのタイムラグが大きいためファクタリングが利用されるものです。また、このような公的制度における支払いはほぼ確実に行われるものですから買取に必要な手数料も数%程度ですから、一般の会社間で行われるファクタリングと比べて回収できる金額も大きいので、利用しやすいサービスといえます。

一方で、会社でも3社間を取り入れているケースもあります。この場合には互いの支払いにおける不安を解消するためで、支払う側にもメリットがあるもので例えば支払いが困難になっても契約によってはファクタリングサービスを提供する会社が一時的に支払いを行ってくれます。このため信用力が低い場合でも支払い期日を伸ばすことが可能です。ファクタリングの買取といえば、売掛債権を持っている会社が行うというイメージがありますが、3社間を上手く利用することで互いに資金繰りを円滑にすることができます。

「ファクタリング」の記事について紹介しています。こちらも合わせてどうぞ。
一括ファクタリング
一括ファクタリングの仕組み・特徴

ファクタリングの多くは支払いを求める会社が行うものですが、中には支払いをする側の会社も行うことがあります。いずれもその時の事情によって選択さ...

記事を読む

保険証
医療ファクタリングの仕組み・特徴

ファクタリングが利用される分野のひとつとして、医療があります。日本の医療制度では健康保険が大きな役割を果たしており、保険適用の診療報酬の7割...

記事を読む

現金
【2社間】買取ファクタリングの仕組み・特徴

ファクタリングにはいくつかの種類がありますが、買取タイプのものでは3社間と2社間があります。一般的に利用されるものは2社間ファクタリングです...

記事を読む

ファクタリングの取引
保証ファクタリングの仕組み・特徴

日本ではファクタリングといえば買取ファクタリングが一般的なものですが、本来の保証ファクタリングも存在します。保証ファクタリングの場合には、売...

記事を読む

海外
国際ファクタリングの仕組み・特徴

ファクタリングでは、売掛債権がその売買のほか支払いの保証となるものですが、その中でも売買や保証が有益な分野として貿易があります。日本国内の商...

記事を読む